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女性のための「ワークライフバランスを整えるコミュニケーション力」講演リポート
10/5(土)沼津市・静岡新聞社主催 女性のためのワークライフバランスセミナー
◆「ワークライフバランスを整えるコミュニケーション力」に登壇しました。
ワークライフバランスについて(厚生労働省「2017年度 雇用均等基本調査」)
まずは、「ワークライフバランスについて考えよう」ということで、データをご紹介。
厚生労働省「2017年度 雇用均等基本調査」
育児休業取得率は?
夫 5.14%、妻 83.2%
小泉進次郎議員の育休発言も話題になっていますが
やはり圧倒的に女性なんですね。
6歳未満の子どもを持つ夫の家事、育児時間は?
夫 83分、妻 454分
こちらも圧倒的に女性。
ちなみに、世界では
- 1位 スウェーデン 201分
- 2位 ノルウェー 192分
- 3位 アメリカ 190分
となっていて、日本は先進国中「最低の水準」となっています。
(総務省「社会生活基本調査」2016年より)
男女共同参画アンケート
続いて、沼津市の現状についてのデータもご紹介。
家庭における家事分担について
H21年の89%よりは下がりましたが、
H26年(2014年)も71.3%の世帯で「主として女性」が家事を担当。
H21年にはなかった「男女同じ程度」が、
H26年には9.4%に増加しました。
女性が働き続けるために必要な支援・改善
- 1位 「家族の協力」22.5%
- 2位 「育児サービスや学童保育など子育て支援の充実」18.2%
- 3位 「子育て中の柔軟な勤務形態」15%
- 4位 「育児・介護休暇制度を利用しやすい職場環境づくり」13.6%
- 5位 「職場の上司、同僚の理解」12.1%
と続きます。
やはり「家族の協力」や「職場の理解」など
コミュニケーションが重要です。
そして、これらを踏まえて
◆「職場も家庭も円滑にするコミュニケーション」
についてお話しました。
マスコミ勤務で私より忙しく、料理も全くできなかった夫を料理上手にし、
家事も手伝い、喜んで妻を応援してくれる、「神ダンナ」にする方法。
職場の上司や同僚と仲良くなり、お互いに話しやすく、
さらに会社の売上も上がるコミュニケーション法など
本音炸裂でお話させていただきました(笑)
…人間の強い欲求の一つに「承認欲求」があります。
人は
- み ‥認められたい
- ほ ‥褒められたい
- こ ‥肯定されたい
- さん ‥賛同されたい、賛成されたい
(「みほこさん」)
100%の動物です。
つまり、夫(パートナー)、職場や周りの人を
常に褒める、ねぎらう、
ということがとても大切なんです。
以前、私が「夫を1日20回褒めます」とFacebookに書いたら、ある男性から「倉島さん、そんなわけないでしょ」
と書かれたことがありましたが(笑)
褒めるというよりも、
「いつもありがとう」
「尊敬してる」
など
言葉に出して、感謝を伝えています。
女性のことをよく「女らしくおしとやかにしなさい」
男性のことを「男らしく強くいなさい」
と言いますが、
これって何故だと思いますか?
実は、本当は男性の方がナイーブで、女性の方が、(子どもも産めるし)強いから、なんです。
女性の出産の痛みは、男性は耐えられないとよく言いますよね。
男性を勇気づけるのは女性の役目です。
結婚するとつい上から目線になったり、
強く言ってしまう女性もいるかと思いますが、
逆なんですね。
常に、相手を褒める、ねぎらう、感謝することを行っていきましょう。
これは、職場の人やお客様にも同様です。
とっても楽しい、夫婦・職場生活が待っていますよ♪
講演には富士市や三島からもご参加いただき、
「意外な切り口で、とっても面白かったです!」
「とても学び多く、楽しく、かつ日常生活でいかせる内容で参加してよかったです」
「多くの人が忘れがちだけど成功者なら自然とできていることを掘り下げて分かりやすく教えて頂きました。私も即実践強化します」
等のご感想を、FBからもいただきました。
後半は、地元企業にお勤めの女性の方々とパネルディスカッションにも登壇。
若い皆様のお話を伺い、私も大変勉強になった1日でした!
…色々皆さんと話していると、家庭や職場のコミュニケーションに悩んでいる人が多いことを実感します。
結婚は「相手に合わせないといけないし、面倒くさい」と思う人も多いようですが、
とても楽しいし、お互いに協力し、自分をラクにすることでもあることを伝えていきたいです。
ぜひこれからも世の中の全女性の幸せを、心から応援しています!
この内容は、★10/20(日)【ランチ交流会付き♪】
「印象をアップして影響を与える話し方」セミナー
でも行いますよ。どうぞお楽しみに☆彡